馬の能力(ステータス)ウイニングポスト8攻略

馬の能力(ステータス)について

ウイニングポスト8のバージョンによって、各能力の重要度は異なります。 ですが、上の4つの能力は、全バージョン共通で重要だと思います。

2016・2017

2016の「調教設定」、2017の「強化トレーニング」の追加で、2016・2017は「スピード・健康・成長力」の3つが重要な能力になりました。 調教設定と強化トレーニングの効果は非常に大きく、成長型が早熟以外で、3つの能力が高ければ、他のサブパラは調教で確実に上げる事ができます。

2018~

2018から調教システムが一新され、調教で効率良く上がる能力が勝負根性・瞬発力・パワー・柔軟性のみになりました。 そのため、入厩前までに「スピード・賢さ・精神力・健康・成長力」の5つを、いかに高くできるかが重要になりました。

2018以降の16段階評価について

S
A~S+
A
C~B+
B
E~D+
C
F以下

ウイニングポスト8 2018から、サブパラの評価がA~Cの4段階評価から、16段階評価に変更されました。 上は16段階を4段階に置き換えたものです。 ウイニングポスト8 2017まではA以上が高い能力でしたが、2018以降はC以上が高い能力になります。

スピード

S
75以上
A
71~74
B
64~70
C
60~63
D
45~59

馬のスピードの値です。 史実馬の最大値が79、プレイヤー牧場生産以外の架空馬の最大値が70となり、プレイヤー牧場の生産馬のみ80以上になる可能性があります。

種牡馬・繁殖牝馬の最大値は全て75になります。(初期種牡馬のみ79) そのため、現役時代に76以上のスピードがある馬(史実馬も含む)は、繁殖後に75まで落ちます。

サブパラ、成長型成長力競走寿命の何れかに問題があると、どんなにスピード値が高くても全く活躍できません。 なので、スピードが最も重要な能力とは、一概には言えません。

また、配合時の爆発力が大きいほど、スピード値が高くなる確率もアップします。 ただし、爆発力が大きいからといって、必ずスピード値が高くなるというわけではありません。 あくまでも確率です。

スタミナ

馬のスタミナの値です。(最大値100) 適正距離の最大値に影響します。 先天的な能力のためアップする事はありません。 3冠を達成するには、最低でも65以上のスタミナが必要と考えて下さい。

スタミナは両親のスタミナが強く影響します。 なので、スタミナ豊富な馬を生産するには、父と母のどちらかのスタミナが高くないと難しいです。

また、配合理論でスタミナを底上げする事は難しいというよりも、限界があると思います。 理由は、スタミナの活性因子を多く取り込んでも、マイラー×マイラーでは2400が限界と感じたからです。

勝負根性

4段階評価(S~C)の脚質「逃げ・先行」に影響する値です。 B以下だと逃げ・先行での勝利が難しくなります。 ウイニングポスト8は先行馬が有利なため、瞬発力よりも重要な能力だと思います。

「根性A以上・賢さB以下」だと、馬群に埋もれて先行できない事が多々あります。 なので、賢さの影響が大きい能力です。 また、ウイニングポスト8 2018以降は16段階評価となります。

瞬発力

4段階評価(S~C)の脚質「差し・追込み」に影響する値です。 B以下だと差し・追込みでの勝利が難しくなります。 「瞬発A以上・賢さB以下」だと、馬群に突っ込み抜け出せなくなる事が多いため、賢さの影響が非常に大きい能力です。 ウイニングポスト8 2018以降は16段階評価となります。

賢さ

4段階評価(S~C)のレースでの位置取り、調子に影響する値です。 非常に重要な能力です。 賢さがA以上だと、放牧明けの調子の戻りが早く、長く好調を維持できます。 レース展開にも大きく影響し、B以下だと安定性に欠けるため、勝負根性瞬発力に与える影響が大きい能力です。 ウイニングポスト8 2018以降は16段階評価となります。

繁殖後は「お笑い配合・お似合い配合」の成立に影響するため、とくに牝馬は、最も重要なサブパラだと思います。 また、ウイニングポスト8 2018以降は、入厩後に賢さを上げる事が難しいため、花壇の設置がより一層重要になったと思います。

パワー

4段階評価(S~C)の坂・重馬場・ダートに影響する値です。 パワーがA以上だと、良馬場でスピードがアップします。 逆にB以下だと、坂と重馬場の影響をモロに受けるので、坂のない競馬場でのレースを選ぶ必要があります。 ただし、坂のない競馬場でも重馬場になるとキツいです。

坂のない競馬場については、「競馬場データ」を参考にして下さい。 また、ウイニングポスト8 2018以降は16段階評価となります。

柔軟性

4段階評価(S~C)の距離適性の幅に影響する値です。 柔軟性がCだと、距離適性の幅が極端に狭くなります。 ですが、距離適性範囲内のレースであれば殆ど影響がないため、気にする必要のない能力だと思います。 また、配合では父と母の影響が出やすい能力です。 2018版以降は16段階評価となります。

精神力

4段階評価(S~C)の関東→関西、関西→関東、ローカル、地方遠征、海外遠征などに影響する値です。 Cだと、遠征では殆ど勝てません。 なので、B以下の馬は、厩舎の地域を慎重に選ぶ必要があります。

ウイニングポスト8 2016以降は馬運車の設置で、遠征でのロスが大きく緩和されたため、精神力の影響が小さくなりました。 馬運車の効果は非常に大きく、B以下でも普通に遠征で勝てます。

ウイニングポスト8 2018以降は16段階評価に変更され、入厩後にアップさせるのが難しい能力になりました。 そのため、配合と牧場での育成で精神力を上げる事が、非常に重要になりました。

健康

4段階評価(S~C)の疲労の蓄積、故障に影響する値です。 育成の効率にも大きく影響します。 B以下の馬を特性「スパルタ」の調教師に預けても、健康はアップしません。 故障の発生率が高くなるだけです。 また、2018以降は16段階評価となります。

ウイニングポスト8 2016以降は、調教の効率に大きく影響します。 そのため、非常に重要な能力です。 ただし、2016・2017は調教でアップしますが、2018以降はしません。 なので、2018以降の自家生産で強い馬を生産したい場合は、健康を意識した配合も必要だと思います。

気性

レースでの折り合い、スタミナのロスに影響します。 超激・激・荒い・普通・大人の5種類があります。 超激はかなりのデメリットがあるため、イベントが発生した場合は、去勢も考えるべきです。

気性の悪い馬はスタミナのロスが激しいため、距離適性の上限ギリギリのレースで、失速する可能性があります。 また、激、超激は、脚質が大逃げ、逃げ、追込みのいずれかになる確率が高いです。

距離適性

能力を発揮しやすい距離の範囲と考えて下さい。 スタミナ柔軟性の値で決まります。 ウイニングポスト8 2016と2017は、スタミナと柔軟性に関係なく、調教で上限を伸ばす事も可能です。

馬場適性

芝・ダート・万能・万能○(まる)の4種類です。 適性がない馬場のレースでは、どんなにスピードやサブパラが高くても、勝てないと考えて下さい。 万能は馬場を選びませんが、スピードが若干低下します。 万能○は芝・ダートのどちらでも、スピードの低下はありません。

走法

走法は以下の3種類があり、馬格の大きさで走法が決まる事が多いです。 「大跳び」のみ重馬場で多少デメリットがありますが、殆ど気にする必要のないレベルです。

普通
最も多い走法です。 メリットもデメリットもありません。
大跳び
馬格が大きい馬がなりやすい走法です。 良馬場だとスピードがアップ、重馬場だとスピードがダウンします。 パワーの影響が大きく、パワーSの馬は良馬場でスピードが大幅にアップします。 その場合は、重馬場のデメリットも緩和されます。
ピッチ
馬格が小さい馬がなりやすい走法です。 重馬場でスピードがアップします。 好スタートの確率もアップします。 デメリットはありません。

脚質

作戦に影響します。 瞬発力勝負根性気性の値で決まります。 瞬発力と勝負根性の両方がA以上で、気性に問題のない馬は、脚質に関係なく「自在」と考えて下さい。

特性

一部のバージョンの史実馬を除き、上限は4個です。 主に特性が発動したレースでのスピードに影響します。 特性の効果、修得条件については、「競走馬の特性」を参考にして下さい。

成長型

以下の8種類の成長型があります。 成長力競走寿命で、活躍できる期間が決まります。 また、成長型が遅め・晩成の馬を早熟にエディットしても、早い時期に入厩できる事は殆どありません。

早熟
成長のスピードが最も早く、3歳の春頃には本格化します。 ただし、競争寿命の減りも最も早いため、成長力が持続でも4歳の春で燃え尽きます。 使いにくい成長型ですが、多少能力が低くても、海外2歳G1を勝ちやすいメリットがあります。
早熟鍋
基本的に早熟と変わりませんが、3歳で競争寿命が尽き、その後、成長度が80以下になると競争寿命が約70復活します。 復活した場合は5歳の秋頃まで活躍できます。 ただし、健康が低い馬だと、成長度80以下が難しく復活できません。
早め
遅くても3歳の夏頃には本格化します。 競争寿命の減りが早いため、持続タイプでも5歳の春には能力が低下します。 また、成長力が「無」の場合は、一度も本格化せずに、3歳で燃え尽きる事も多々あります。
早め鍋
基本的に早めと変わりませんが、4歳の秋頃に競走寿命が尽き、その後、成長度が80以下になると競争寿命が約50復活します。 復活した場合は、6歳の秋頃まで活躍できます。 ただし、健康が低い馬だと、成長度80以下が難しく復活できません。
遅め
本格化するのは早くても3歳の秋以降です。 競争寿命の減りが緩やかなため、長く活躍できる成長型です。 持続タイプの場合は、6歳の秋頃まで活躍できます。 また、健康が高い場合は、最も調教で能力がアップしやすい成長型だと思います。
覚醒
かなり特殊な成長型です。 本格化するのは3歳の秋以降ですが、競争寿命が尽きても、成長度が80以下になる度に、何度でも競争寿命が約60復活します。 なので、馬齢で強制引退になるまで活躍できます。 ただし、健康が低い馬だと、成長度80以下が難しく復活できません。
晩成
本格化するのは早くても4歳の秋以降です。 競争寿命の減りが緩やかなため、7歳の夏頃まで活躍できます。
超晩成
本格化するのは早くても5歳の春以降です。 競争寿命の減りが最も緩やかなため、8歳の秋頃まで活躍できます。

成長度

上限を110としたマスクデータです。 史実馬の上限は全て110、架空馬の上限は平均で103と考えて下さい。 成長度が上限に達すると成長度MAXとなり、全ての能力を最大限に発揮できる状態になります。

基本的にレースで好走する事で徐々に増えます。 成長度の上がる速度は、成長型成長力が大きく影響し、成長力が「無」の馬だと、上限に達する前に寿命が尽きる事も多々あります。

ウイニングポスト8 2018以降は、調教で成長度が上がり、それに比例して能力も上がります。 極限調教配合の成立にも影響します。

成長力

全バージョン共通の、非常に重要な能力です。 ない・普通・有り・持続の4種類です。 史実馬はエディットで確認できますが、架空馬は確認できないため、基本的にマスクデータと考えて下さい。 成長度の上がる速度、競走寿命の減りに大きく影響します。

成長力が「無」の馬は、成長度の上がる速度が非常に遅いため、本格化(成長度MAX)する前に衰える事が多々あります。 とくに成長型が早熟、早いの馬は、殆ど活躍できないと思います。

競走寿命

最大値を100としたマスクデータです。 初期の平均値は60~70と考えて下さい。 減少量は成長型成長力で決まり、レースに出走する事で徐々に減少し、0になると能力が衰えます。 基本的にグレードの高いレースほど減少量が多く、最も減少するのが海外G1です。

評判

最大値を100としたマスクデータです。 クラブ馬の売れ行き、セリでの売却額などに影響します。 平均は40~50くらいだと思います。 70以上はかなり高いです。

評判は1歳10月5週の牧場長コメントで確認できます。(詳細は「幼駒と競走馬の能力コメント」参照) 幼駒評価の長峰が印を付けている馬も、評判の高い馬になります。

父と母の産駒の成績、兄弟の成績などで増減します。 また、架空馬に比べ、史実馬は高くなりやすい傾向にありますが、全ての史実馬が該当するわけではありません。