牝系について
ウイニングポスト8から新たに追加された要素です。 如月英理子の攻略に影響します。 エンディング条件にもなるので、トロフィー獲得などを目標にする場合は無視できない要素だと思います。 ですが、配合にプラス効果が殆どないので、牝系を構築、昇格するメリットはありません。 ウイニングポスト8 2017以降は牝系配合が追加されたため、非常に重要な要素になりました。 クラブ法人と国内分場を活用すれば、「My牝系作成→My牝系で新たな牝系構築→My牝系が名牝系に昇格」は、はっきり言って簡単です。 主流牝系の名牝系昇格も難しくありません。
牝系の構築条件
以下のA・Bどちらかの条件を満たし、且つC・D・Eの条件を全て満たすと、新たな牝系が構築されます。 ウイニングポスト8のバージョンによって多少異なりますが、My牝系は「3年連続評価A以上」のみで構築する場合もあります。
- 始祖馬から4代以内に重賞馬が5頭以上、その内1頭以上がG1馬。(国産馬)
- 始祖馬から4代以内に重賞馬が10頭以上、その内5頭以上がG1馬。(外国産馬)
- 始祖馬から3代以上牝系が続いている。
- 3代続けて重賞馬がいる。
- 2系統以上の孫馬に重賞馬がいる。
この条件を全て満たす史実馬は、ダイナカール(80)です。 以下のダイナカール系に属する史実馬を所有して活躍させれば、必ず牝系を構築します。
- エアグルーヴ(93)
- アドマイヤグルーヴ(00)
- ルーラーシップ(07)
- カーリーエンジェル(90)
- エガオヲミセテ(95)
- オレハマッテルゼ(00)
- ドゥラメンテ(12)
名牝系への昇格条件
- 牝系に属する馬が200頭以上いる。(牝系図で確認できる馬のみ)
- 3年連続評価A以上。
- 牝系に属する現役競走馬が本年のG1に勝利している。
- 牝系に属する現役競走馬が5頭以上で、その内1頭以上が重賞馬。
- 牝系に属する現役繁殖牝馬が5頭以上いる。
以上のA~Eを全て満たすと、名牝系に昇格します。 名牝系昇格を狙う場合、問題となるのがAの「牝系に属する所属馬が200頭以上」です。
例えば、上記で説明したダイナカール系で名牝系昇格を狙う場合、ダイナカール系の昇格前にエアグルーヴ系が構築されてしまうと、エアグルーヴ系はダイナカール系にカウントされなくなります。
史実馬で名牝系昇格を狙うと、こういった事態に陥りやすいです。 なので、史実産駒の多い牝系で名牝系昇格を狙う場合は、牝系を伸ばし過ぎないように注意する必要があります。
My牝系
繁殖入りから3年以内の繁殖牝馬を所有している場合、年末にMy牝系へ登録する事ができます。 My牝系は最大5頭まで登録でき、6頭目以降は、選択した牝系を削除する事で登録されます。
My牝系は主流牝系とは違い、重賞未勝利馬も牝系図に登録されますが、名牝系の「牝系に属する所属馬が200頭以上」にカウントされるのは、主流牝系で確認できる馬のみです。
牝系の特性
牝系の特性は、最大2つまで付与される可能性があります。 名牝系に昇格すると、必ず「名牝」の特性が付与されます。 そして、その特性が牝系に属する産駒に受け継がれやすくなります。
- 大舞台
- 牝系に属する産駒に特性「大舞台」が付与されやすい。
- 意外性
- 牝系に属する産駒に特性「大駆け」が付与されやすい。
- 牝馬
- 牝系に属する産駒に特性「男勝り」が付与されやすい。(牝馬のみ)
- 根幹距離
- 牝系に属する産駒に特性「根幹距離」が付与されやすい。
- 非根幹距離
- 牝系に属する産駒に特性「非根幹距離」が付与されやすい。
- パワー
- 牝系に属する産駒に特性「重ハンデ」が付与されやすい。
- 海外遠征
- 牝系に属する産駒に特性「海外遠征」が付与されやすい。
- スタート
- 牝系に属する産駒に特性「スタート」が付与されやすい。
- ダート
- 牝系に属する産駒の馬場適性が「万能○」になりやすい。
- 柔軟性
- 牝系に属する産駒の距離適性が広がりやすい。(柔軟性アップ)
- スタミナ
- 牝系に属する産駒のスタミナが底上げされやすくなる。
- 名牝
- 牝系に属する産駒に上の全ての効果が伝わりやすくなる。
競走馬の特性については、「競走馬の特性」を参考にして下さい。 「名牝」以外で効果的な特性は「海外遠征」と「スタミナ」です。 スタミナは配合で底上げしにくい能力なので、とくに「スタミナ」は貴重です。 ただし、簡単には付きません。
「海外遠征」は、牝系に属する所有馬で海外G1を勝ちまくれば比較的簡単に付きます。 ですが、海外2歳G1は人気薄になりやすいため、高い確率で「意外性」が先に付きます。
My牝系の偉業(牝系マスター)
My牝系の偉業は、ウイニングポスト8 2015から追加された要素です。 難易度の高い偉業を達成すると、お守りなどの報酬が貰えます。 偉業の達成は、如月英理子の攻略と被るため、如月からも報酬が貰える場合もあります。
史実馬のみで全ての偉業を達成する事は不可能です。 なので、偉業は牝系に属する自家生産馬で、達成するのが基本となります。 また、所有馬でないと、達成にならないので注意して下さい。
初勝利
- 条件
- My牝系に属する所有馬が勝利
- 報酬
- なし
重賞勝利
- 条件
- My牝系に属する所有馬で重賞を勝利
- 報酬
- なし
G1勝利
- 条件
- My牝系に属する所有馬でG1を勝利
- 報酬
- なし
日本ダービー制覇
- 条件
- My牝系に属する所有馬で日本ダービー制覇
- 報酬
- 銅のお守り
通算100勝
- 条件
- My牝系に属する所有馬で通算100勝
- 報酬
- 金のお守り
通算1000勝
- 条件
- My牝系に属する所有馬で通算1000勝
- 報酬
- 銀のお守り
G1通算10勝
- 条件
- My牝系に属する所有馬でG1を通算10勝
- 報酬
- 金のお守り
G1通算100勝
- 条件
- My牝系に属する所有馬でG1を通算100勝
- 報酬
- 赤のお守り
牝馬3冠馬
- 条件
- My牝系に属する所有馬で牝馬3冠を達成
- 報酬
- 赤のお守り
牡馬3冠馬
- 条件
- My牝系に属する所有馬で3冠を達成
- 報酬
- 赤のお守り
秋古馬3冠馬
- 条件
- My牝系に属する所有馬で秋古馬3冠を達成
- 報酬
- 赤のお守り
米国3冠馬
- 条件
- My牝系に属する所有馬で米国3冠を達成
- 報酬
- 赤のお守り
欧州3冠馬
- 条件
- My牝系に属する所有馬で欧州3冠を達成
- 報酬
- 赤のお守り
クラシック全制覇
8大競争全制覇
- 条件
- My牝系に属する所有馬で8大競走を全制覇
- 報酬
- 銅のお守り
国内中央G1全制覇
- 条件
- My牝系に属する所有馬で国内中央G1を全制覇
- 報酬
- 金のお守り
海外主要G1全制覇
- 条件
- My牝系に属する所有馬で海外主要G1を全制覇
- 報酬
- 金のお守り
母仔重賞制覇
- 条件
- My牝系に属する所有馬で2世代続けて重賞に勝利
- 報酬
- 1000万
母仔G1制覇
- 条件
- My牝系に属する所有馬で2世代続けてG1に勝利
- 報酬
- 2000万
母仔クラシック制覇
- 条件
- My牝系に属する所有馬で2世代続けてクラシックG1に勝利
- 報酬
- 3000万
母仔牝馬3冠制覇
- 条件
- My牝系に属する所有馬で2世代続けて牝馬3冠を達成
- 報酬
- 5000万
母仔3代重賞制覇
- 条件
- My牝系に属する所有馬で3世代続けて重賞に勝利
- 報酬
- 5000万
母仔3代G1制覇
- 条件
- My牝系に属する所有馬で3世代続けてG1に勝利
- 報酬
- 1億
母仔3代クラシック制覇
- 条件
- My牝系に属する所有馬で3世代続けてクラシックG1に勝利
- 報酬
- 2億
春秋スプリントG1制覇(2016~)
- 条件
- My牝系に属する所有馬で春秋スプリント制覇を達成
- 報酬
- 赤のお守り
春秋マイルG1制覇(2016~)
- 条件
- My牝系に属する所有馬で春秋マイル制覇を達成
- 報酬
- 赤のお守り
春秋グランプリ連覇(2016~)
- 条件
- My牝系に属する所有馬で春秋グランプリ制覇を達成
- 報酬
- 赤のお守り
天皇賞(春・秋)連覇(2016~)
- 条件
- My牝系に属する所有馬で天皇賞春秋連覇を達成
- 報酬
- 赤のお守り
サマースプリント制覇(2016~)
- 条件
- My牝系に属する所有馬でサマースプリントシリーズ優勝
- 報酬
- なし
サマー2000制覇(2016~)
- 条件
- My牝系に属する所有馬でサマー2000シリーズ優勝
- 報酬
- なし
サマーマイル制覇(2016~)
- 条件
- My牝系に属する所有馬でサマーマイルシリーズ優勝
- 報酬
- なし
グローバルSC制覇(2016~)
- 条件
- My牝系に属する所有馬でグローバルSC優勝
- 報酬
- 銅のお守り
アジアMC完全制覇(2016~)
- 条件
- My牝系に属する所有馬でアジアMC完全制覇を達成
- 報酬
- 銅のお守り
優秀な繁殖牝馬(My牝系を発展させる方法)
優秀な繁殖牝馬とは、「配合で爆発力を高めやすい血統構成が優秀な繁殖牝馬」と考えて下さい。 その優秀な繁殖牝馬の条件は、以下のA~Hを全て満たしている馬となります。 また、手っ取り早く優秀な繁殖牝馬をつくりたい方は、「お手軽配合・繁殖牝馬編」を参考にして下さい。
- 父(■)が能力因子を2つ持ち、系統を確立している。
- 3代前の先祖馬4頭(■+■)の親系統が全て異なる。
- 繁殖牝馬を含めた3代前までの全ての先祖馬(■+■+■+■)が能力因子を持っている。
- 繁殖牝馬を含めた3代前までの全ての先祖馬(■+■+■+■)がSP系統。
- 血統内の全ての父(■+■+■)が、系統を確立している。
- 血統内に大種牡馬因子、名種牡馬因子がそれぞれ1以上入っている。
- 血統内にノーザンダンサー、ミスタープロスペクター、ヘイルトゥリーズンから繋がる系統の血が、2系統以上入っていない。
- 繁殖牝馬が何れかの牝系に属している。(2017版以降のみ)
以上のA~Hを全て満たしている繁殖牝馬は、爆発力30以上の配合が容易に成立します。 ですが、全て満たすのは難しいので、C・D・Eは絶対条件ではありません。 他は絶対条件です。
Gに関しては、これらの系統の血を2系統以上入れるのは、2010年以降と考えて下さい。 そうしないと、配合相手が限られてしまうので、次の世代での発展が難しくなります。
以下で説明する「My牝系を発展させる方法」は、第2世代以降に上の条件を満たす優秀な繁殖牝馬を生産します。 第1世代から優秀な繁殖牝馬を生産してしまうと、90年代から自家生産で大きなプラス効果は得られますが、牝系の発展は難しくなります。 また、My牝系を効率良く発展させるには、「系統を確立したい種牡馬×My牝系の繁殖牝馬=アウトブリード(危険度0)で爆発力25以上」を成立させる事です。 それを繰り返す事で、爆発力30以上の配合が容易に成立するようになります。
始祖馬(My牝系を発展させる方法)
My牝系に設定する始祖馬は、以下の条件を全て満たす馬が最適です。 始祖馬を自家生産する場合は、エクリプス系×ザボス系など、マイナー系統×マイナー系統の配合がベストです。
- 条件1
- 父(■)と母(■)の親系統が異なる。
- 条件2
- 父(■)と母(■)の親系統がノーザンダンサーから繋がる系統ではない。
- 条件3
- 父(■)と母(■)の親系統がナスルーラ系、セントサイモン系ではない。
第1世代(My牝系を発展させる方法)
上の始祖馬の条件を満たしている事が前提となります。 第1世代は、以下の条件を全て満たす繁殖牝馬を生産して下さい。 第1世代は血統重視のため、強い馬の生産は難しいです。
- 条件1
- 父(■)が能力因子を1つ以上持ち、系統を確立している。(後に確立でも可)
- 条件2
- 父(■)がノーザンダンサー、ミスタープロスペクターから繋がる系統ではない。
- 条件3
- 2代前の4系統(■+■)の親系統が全て異なる。
- 条件4
- 配合後の血統構成が条件1~3を全て満たす、以下の種牡馬を種付けする。
90年代前半までに系統を確立する可能性がある、以下の種牡馬を種付けして下さい。 ■の種牡馬は、系統の確立が絶対条件となります。
- パーソロン
- テスコボーイ
- エタン
- サーゲイロード(スペシャル種牡馬)
- バックパサー(スペシャル種牡馬)
- ダマスカス
- ミルリーフ
- レイズアネイティヴ
- シャーペンアップ
- カラムーン
- カロ
- ロベルト
- ブラッシンググルーム
- リヴァーマン
- シャーリーハイツ
- シアトルスルー
- ヒズマジェスティ
- ヘイロー
条件1~2は必ず満たしているので、条件3を満たす種牡馬を選択して下さい。 該当馬が複数いる場合は、引退年の早い種牡馬を優先して下さい。
第2世代(My牝系を発展させる方法)
上の第1世代の条件を満たしている事が前提となります。 第2世代は、以下の条件を全て満たす繁殖牝馬を生産して下さい。 第2世代よりも強い馬が生産できるはずです。
- 条件1
- 父(■)が能力因子を2つ持ち、系統を確立している。(後に確立でも可)
- 条件2
- 2代前の4系統(■+■+■)の親系統が全て異なる。
- 条件3
- 血統内に活力源化因子が3以上入っており、且つ大種牡馬因子、名種牡馬因子がそれぞれ1以上入っている。
- 条件4
- 配合後の血統構成が条件1~3を全て満たす、以下の種牡馬と第1世代の種牡馬を種付けする。
現役の場合は、第1世代で種付けした種牡馬を優先して下さい。 ただし、条件1を満たしていない種牡馬は除外して下さい。 それ以外は、00年代前半までに系統を確立する可能性がある、以下の種牡馬を種付けして下さい。 ■の種牡馬は、系統の確立が絶対条件となります。
- ニジンスキー
- リファール
- ヌレイエフ
- ダンジグ
- サドラーズウェルズ
- ストームキャット
- ミスタープロスペクター
- ブライアンズタイム
- トニービン
- サンデーサイレンス
- マルゼンスキー
- ノーザンテースト
- デヴィルズバッグ
- クリス
- シーキングザゴールド
- デインヒル
該当馬が複数いる場合は、確立したい系統の種牡馬を優先して下さい。 第2世代で生産した繁殖牝馬は血統構成が優秀なので、必ず第3世代でG1クラスが生産できます。 なので、第1世代・第2世代が重賞未勝利でも、第3世代の活躍で牝系に登録されます。
第3世代以降(My牝系を発展させる方法)
上の第2世代までの条件を満たしている事が前提となります。 第3世代以降は、以下の条件を全て満たす繁殖牝馬を繰り返し生産して下さい。 第2世代までで、血統構成に優れた繁殖牝馬になっているので、G1クラスの馬がコンスタントに生産できるはずです。
- 条件1
- 父(■)が能力因子を2つ持ち、系統を確立している。(後に確立でも可)
- 条件2
- 2代前の4系統(■+■+■)の親系統が全て異なる。
- 条件3
- 血統内に活力源化因子が4以上入っており、且つ大種牡馬因子、名種牡馬因子がそれぞれ1以上入っている。
- 条件4
- 配合後の血統構成が条件1~3を全て満たす、系統を確立したい種牡馬を種付けする。
種付けする種牡馬の候補は、以下のような馬です。 ただし、第3世代の配合は00年以降になるため、父が系統を確立していない種牡馬は、系統を確立する価値がないと思います。 なので、父が系統を確立している種牡馬の後継馬を自家生産して、そういった馬を配合相手にするといいでしょう。
第1世代~第2世代で生産した繁殖牝馬の数にもよりますが、第3世代の馬が繁殖入りする2010年頃には、名牝系に昇格できると思います。 なので、以降はW名牝系配合(爆発力4)も容易に成立するはずです。 また、第5世代以降は、My牝系×My牝系の配合でもアウトブリードになります。
まとめ(My牝系を発展させる方法)
My牝系の繁殖牝馬で、より大きな爆発力を得たい場合は、第1世代~第3世代で種付けする種牡馬を、全て国内支配率のみで系統を確立する種牡馬にすると効果的です。 そして、その繁殖牝馬を海外牧場に移動させれば、メールライン活性配合とWサヨナラ配合が容易に成立します。