エーピーインディ系(子・親)
シアトルスルー系の後継系統です。 系統特性はありません。 引退時期はウイニングポスト8のバージョン、プレイ傾向によって大きく変わります。
2000年以降にほぼ確実に自然確立する系統です。 その後も高い確率で親系統に昇格します。 確実に昇格させたい場合は、米国のエーピーインディ系に属する種牡馬の種付け料を上げましょう。 米国の支配率のみで確立、昇格する系統のため、エーピーインディが米国の種牡馬である事が確立、昇格の絶対条件です。 なので、エーピーインディを所有した場合は、必ず米国に戻しましょう。 親系統がボールドルーラー系×ボールドルーラー系のため、昇格するまではかなり使いにくいです。 ですが、日本では全く繁栄しない系統なので、昇格後は積極的に血を入れておきたい系統になります。
キングカメハメハ系(子・親)
キングマンボ系の後継系統です。 2010年以降に高い確率で自然確立します。 確実に確立したい場合は、ローズキングダム、ハタノヴァンクールなどの、07年~09年産の史実産駒を所有しましょう。 また、史実産駒が多いので、国内12%以上で親系統に昇格させる事も可能です。
グレイソヴリン系(子・親)
系統特性はありません。 カロ系とカラムーン系を確立すれば、80年代に親系統へ昇格させる事も可能です。 ただし、2系統ともグレイソヴリンの直仔ではないので、2系統確立での昇格は無駄だと思います。 なので、以下の何れかの方法で、親系統に昇格させるのがベストです。
定番はBです。 90年代での昇格も可能です。 ウイニングポスト8 2018以降は、SH名鑑で後継馬が簡単に生産できるので、A・Cも悪くないと思います。
ゴーンウエスト系(子・親)
引退は05年が基本です。 90年代後半以降に、かなり高い確率で自然確立します。 系統特性はありません。 かなり繁栄する系統なので、系統に属する史実馬を所有して支配率を上げていけば、親系統昇格も可能です。 また、繁殖後に能力因子を2つ持つ史実産駒が多いので、後継馬には困りません。
サドラーズウェルズ系(子・親)
系統特性はありません。 引退時期は05年が基本です。 95年~99年に欧州支配率5%以上、もしくは世界支配率2%以上で自然確立します。 その後、00年以降に欧州支配率12%以上で親系統に昇格します。 現役期間が長いため、非常に重宝する種牡馬です。
サンデーサイレンス系(子・親)
系統特性はありません。 引退は02年が基本ですが、所有すれば延長可能です。 00年前後に国内支配率5%以上で確立し、05年以降に国内支配率12%以上で親系統に昇格します。 史実産駒を所有して活躍させれば、確立・昇格の時期を早める事も可能です。
父のヘイロー系も確立可能です。 サンデーサイレンス系の繁栄を考えると、確立しておくべきだと思います。 大種牡馬因子がないため、親系統に昇格しないと意外に使いにくい種牡馬です。
シアトルスルー系(子・親)
系統特性はありません。 引退時期は99年が基本となります。 94年~99年に米国支配率5%以上で、高い確率で自然確立します。 確実に確立したい場合は、ダンツシアトル(90)、タイキブリザード(91)を所有して、シアトルスルーの種付け料を上げましょう。 また、エーピーインディを所有している場合は、必ず米国に戻して下さい。 そうしないと、シアトルスルー系だけでなく、エーピーインディ系も確立しない可能性があります。
ストームキャット系(子・親)
引退は07年が基本です。 系統特性はありません。 00年以降に米国支配率5%以上で自然確立します。 その後も米国で支配率を伸ばし、05年以降に米国支配率12%以上で親系統に昇格します。
ストームキャットを所有している場合は、早めに米国へ戻しましょう。 そうしないと、確立しない可能性もあります。 また、父のストームバード系も必ず確立しておきましょう。
ダンジグ系(子・親)
能力が突出している、非常に優秀な種牡馬です。 引退は03年が基本です。 SP系統です。 90年代前半に自然確立し、00年前後に欧州支配率12%以上で親系統に昇格します。 昇格前にデインヒル系を確立してしまうと、支配率が足りなくなるので注意して下さい。
デインヒル系は自然に親系統まで昇格する系統なので、ダンジグ系の後継系統として、直仔でSP系統になる別の系統を確立し、2系統確立で昇格させる方法もあります。 デインヒル系はST系統になってしまうので、ダンジグ系のSP系統を活かしたい場合は、この方法がおすすめです。
ディープインパクト系(子・親)
サンデーサイレンス系の後継系統として、最も確立させやすい系統です。 史実馬のみで確立可能です。 架空年スタートの場合は自然確立しますが、82年スタートだと確実に種牡馬入りする馬がいないため、プレイヤーの干渉が必要です。
確立したい場合は、ディープインパクトの史実産駒を所有して、どんどん種牡馬にしましょう。 また、史実産駒が非常に多いので、国内12%で親系統に昇格させる事も難しくありません。
ナスルーラ系(親)
82年の世界支配率は20%を超えていますが、大きく繁栄する子系統がないため徐々に衰退します。 ですが、グレイソヴリン系、ネヴァーベンド系、プリンスリーギフト系など、90年代までは繁栄する系統が多いので、全ての子系統の親系統がナスルーラ系のままだと、かなり使いにくくなります。
また、ノーザンダンサー系、ヘイルトゥリーズン系、ミスタープロスペクター系から繋がる系統以外で、繋ぎやすい系統がテスコボーイ系、ミルリーフ系、トニービン系くらいしかなく、その全ての親系統がナスルーラ系なので、ナスルーラ系の子系統を昇格させておくことは、配合にとって重要です。
というよりも、早い年代から爆発力の大きい配合をするためには、ナスルーラ系の子系統を昇格させるのが手っ取り早いと思います。 ナスルーラ系の分散については、「親系統の分散」を参考にして下さい。
ヌレイエフ系(子)
系統特性はありません。 引退は00年が基本となります。 91年~97年に世界支配率2%以上で自然確立します。 現役期間が長く、能力も突出しているため、非常に使い勝手の良い種牡馬です。 父と母が能力因子を持っているので、完全型活力補完の成立にも役立ちます。
ネイティブダンサー系(親)
ネイティブダンサーは「グレイゴースト」と呼ばれた、22戦21勝の米国2冠馬です。 ミスタープロスペクターの祖父にあたります。 高い確率で滅亡しますが、エタン系とレイズアネイティヴ系が残るため、親系統としては存続します。
エタン系、レイズアネイティヴ系も繁栄する系統ではないので、放置すると完全に滅亡する可能性もあります。 ネイティブダンサー系から繋がる系統を残したい場合は、エタン系→シャーペンアップ系→クリス系と繋ぐといいでしょう。
ネヴァーベンド系(子・親)
既に確立している系統です。 比較的簡単に親系統に昇格させる事が可能です。 系統特性はありません。 日本にはいませんが、直仔の繁殖牝馬も何頭かいます。
83年にミルリーフ系が自然確立するので、リヴァーマン系かブレイヴェストローマン系を確立すれば昇格します。 リヴァーマン系が簡単です。 どちらにしても、子系統数の多いナスルーラ系から離脱できるので、昇格させるべきです。
時間はかかりますが、ミルリーフ系を繋いで昇格させる方法もあります。 また、リヴァーマン系を確立して昇格させた場合、ネヴァーベンド系は一気に衰退します。 なので、いずれ高い確率で滅亡します。 ですが、昇格していれば滅亡でも問題ないので、保護する必要はないです。
プリンスリーギフト系(子・親)
SP系統です。 ゲーム開始時に日本で繁栄している系統ですが、テスコボーイ系を確立すると確実に滅亡します。 また、父がプリンスリーギフトの繁殖牝馬は、ペトレアのみです。
以下の何れかの方法で親系統に昇格させ、ナスルーラ系から離脱させると、大きなプラス効果をもたらす系統です。 後継系統がSP系統を引き継がないのが、非常に残念です。
- プリンスリーギフト系→テスコボーイ系→トウショウボーイ系→トウショウボーイ産駒系=プリンスリーギフト系昇格。
- プリンスリーギフト系→テスコボーイ系→サクラユタカオー系→サクラユタカオー産駒系=プリンスリーギフト系昇格。
- プリンスリーギフト系→テスコボーイ系→ハギノカムイオー系→ハギノカムイオー産駒系=プリンスリーギフト系昇格。
能力因子が2つあるサクラユタカオー系を繋ぐ、Bがベストだと思います。 Cのハギノカムイオー系は、確立でSP系統になるメリットがあります。 ウイニングポスト8 2018以降は、SH名鑑で能力因子のある後継馬を簡単に生産できるので、Aが最も早く昇格できると思います。 注意点は、親系統昇格までプリンスリーギフト系を必ず保護して下さい。 そうしないと、昇格前に滅亡します。 Bで昇格させる場合は、テスコボーイ系の保護も必要です。
ヘイルトゥリーズン系(子・親)
系統特性はありません。 サンデーサイレンスとブライアンズタイムの影響で、日本で繁栄する系統です。 ヘイロー系とロベルト系を確立すれば、90年代前半に親系統へ昇格できます。 早い年代からサンデーサイレンスとブライアンズタイムに大種牡馬因子ができるので、この方法での昇格がベストです。 また、ヘイロー系とロベルト系を確立すると、ヘイルトゥリーズン系は高い確率で滅亡します。
ミスタープロスペクター系(子・親)
引退は97年が基本となります。 SP系統です。 84年~88年に米国支配率5%以上で自然確立し、94年前後に米国支配率12%以上で親系統へ昇格します。 ファピアノ系を確立しても、確実に親系統へ昇格するので、米国での支配率は驚異的です。
ミルリーフ系(子・親)
83年~84年に確立する系統です。 系統特性はありません。 86年に種牡馬を引退します。 ネヴァーベンド系を昇格させないと、親系統がナスルーラ系×セントサイモン系なので、少し使いにくいです。
シャーリーハイツ系→ダルシャーン系→ダラカニ系と繋いでいけば、親系統に昇格させる事も可能です。 この場合は、ダルシャーン系の確立で、ネヴァーベンド系も昇格します。
後々の配合を考えると、ノーザンダンサー系、ミスタープロスペクター系から繋がる系統の血は入れたくないので、ダルシャーン系以降は、自家生産馬で繋いだ方が効果的です。
ST系統にしたい場合はミルジョージ系、SP系統にしたい場合はドユーン系から繋ぐ方法もあります。 ただし、シャーリーハイツ系が最も簡単です。
リファール系(子・親)
引退は94年が基本です。 海外よりも、日本で繁栄する系統です。 ダンシングブレーヴ系を繋いで昇格させるのがベストですが、90年代に国内支配率12%以上で昇格させる事も可能です。 ただし、かなり面倒です。 親系統に昇格させることで、ディープインパクト系の種牡馬が非常に使いやすくなります。
リボー系(子・親)
ST系統です。 リボーは16戦無敗の凱旋門賞を連覇した名馬です。 親系統がセントサイモン系のため、使いにくい系統です。 ゲーム開始時は米国の流行血統ですが、徐々に衰退します。 史実年代で滅亡する事はありませんが、プレイヤーが干渉しないと確実に滅亡します。
ヒズマジェスティ系→プレザントコロニー系→プレザントタップ系と繋げば、親系統に昇格できます。 ただし、その頃にはセントサイモン系が衰退しているため、昇格の効果は実感できないと思います。
ノーザンダンサー系、ナスルーラ系、ミスタープロスペクター系から繋がる系統ではないので、発展させる価値はあります。